PROCESS & SKILLS

詳しい内容と獲得スキル

STEMスキル

実際の製造工程を経て、自らの手で創造するため、専門的なソフトウェアや機材の操作技術も含めた、STEM分野の知識や考え方を、経験知として身につけることができます。また、実際のF1®マシンにも通じるレギュレーションを踏まえての製造は、制約の中で斬新なアイデアを生み出すための実践的スキルとなります。

化学+技術+工学+数学

DESIGN & ANALYSE デザイン・分析

デザイン・分析工程では、専用のソフトウェアを使用して、基本操作や、デザインプロセス、分析の基礎知識などを学びます。

デザイン

手書きで製図したものを、3D CADソフトウェアを使用して完成させます。見た目の美しさだけではなく、空気力学や摩擦抵抗など、実際の車でも求められる構成要素を考えて製作します。ここではじめてCADを操作する生徒も多いですが、目標がある中での試行錯誤が大きな成長を促し、後々まで役立つスキルを身につけられます。

分析

専用のソフトウェアにより、抵抗計数を測定し、エアロダイナミクス(空気力学)を分析します。車だけでなく、飛行機や船など、動くものすべてにとってきわめて大切な、走るときにどのように空気が流れるかを学びながら、車体を整えていきます。

MAKE & TEST 製造・テスト

製造・テスト工程では、CAMソフトウェアやルーター、3Dプリンターといった工学系の機材の操作を学びながら、
デザインされたF1®ミニチュアカーを形にしていきます。

製造

CADで設計したデザインをもとに、ボディやパーツを製造します。ここではCAM(CADで作成されたデータを製造用に置き換えるシステム)を使用して、ルーターによる切り出しや、3Dプリンターによる出力を行います。また、3Dプリンターは簡単にデータを成型できるので、デザインで悩んでいたらプロトタイプを作ってみるのも選択肢の一つです。

テスト

風洞やスモークトンネルを使用し、実際の空力をテストします。ここで実際の速さを確認し、改良を加えたり、レギュレーション(規定)にきちんと合っているかをチェックします。納得のいくまで何度もテストを繰り返し、カラーリングや最終的な仕上げを加え、完成させます。

ビジネススキル

F1 in Schools™の大きな特徴が、STEM分野に加えて、ビジネススキルの育成に活かせる点です。学問領域に社会との接点を加えることで、それぞれの知識や発想が広がり、『実際に役立つスキル』へと発展します。こうした、いわば「どうすれば自分たちの作品を評価してもらえるのか」という考え方は、発想の土台として、生涯の武器になります。

アイディア・戦略・行動力

  • FORM A TEAM チーム結成
  • BUSINESS&SPONSORSHIP 事業計画とスポンサープラン

チームを結成の後は、まず最初に事業計画を練り、企業とのスポンサーシップの提携や、コラボレーションの企画などを積極的に行っていきます。といっても難しく考える必要はなく、最初はチームワークを高めるために、チームロゴやユニフォームを作ったり、自分たちの目標を話し合い、結束を固めましょう。そこで高まった思いや考えから、外に発信できるアイデアも、きっと生まれてくるはずです。

PICK UP ACTION

  • チームロゴ
  • ユニフォーム
  • ビジョン
  • ウェブサイト
  • スポンサー獲得
  • 事業計画を立てる
  • 予定の策定
  • ガントチャート
    (工程表)

論理的思考・伝達力

  • SCRUTINEERING車検
  • ENGINEERING JUDGINGエンジニア審査
  • PORTFOLIO JUDGINGポートフォリオ審査

大会では製作されたF1®ミニチュアカーについての審査があります。どのようにその車が製造されたか、なぜそのデザインが採用されたかなど、デザインやエンジニアリングに関するさまざまな項目が問われます。またポートフォリオも提出するので、製造段階からしっかりとした根拠や論理展開を用意して進めることが大切です。

PICK UP ACTION

  • デザインコンセプト
    立案
  • レギュレーション
    の把握
  • ポートフォリオ
    作成
  • 質疑応答

表現力

  • PIT DISPLAYピットディスプレイ(ディスプレイ展示)
  • VERBAL PRESENTATION口頭発表

製作されたF1®ミニチュアカー以外にも、ディスプレイ展示や口頭発表も審査されます。ディスプレイブースではスポンサーとのコラボレーションや、マルチメディアを使用したインパクトのあるビジュアルなど、自由にチームの特徴をアピールします。プレゼンテーションは審査員の前で、コレまでのプロセスを表現する場です。前もって予行演習を重ねて、チームの魅力をうまく伝えましょう。

PICK UP ACTION

  • ディスプレイ展示
  • プレゼンテーション

グローバル・
コミュニケーションスキル

世界大会では各国のチームとの交流の機会がたくさんあります。大勢の生徒が世界中から集い、およそ1週間共に過ごします。レクリエーションも豊富で、自然に会話が弾む雰囲気のため、言語の壁を取り払うにはうってつけの環境です。また、審査員との質疑応答や、英語でのポートフォリオの作成など、文法や論理展開も含めた「自分の意見を伝える力」を身につける機会も用意されています。

機材・ソフトウェア

機材・ソフトウェアのリストです。
(PDF形式)